一般的な井戸掘りの工法
ハンドオーガによる井戸掘りの工法
地下の水面が7m程度までにあって地盤が良い状態であれば、ハンドオーガと呼ばれる井戸掘りツールで掘削が可能です。この井戸掘りツールは簡単に言えばスコップに袋がついたようなもので、地面に付き立て回転させてある程度まで掘ったら引き上げる、それを繰り返し行う事で水脈にたどり着きます。ゆる過ぎる軟弱な地盤だとまわりが崩壊する危険性や硬い岩盤に当たったりすると作業を中断せざるを得ない場合もありますが、大型重機を使用しないため比較的安価に井戸掘りが出来ます。
ボーリングマシンによる井戸掘り工法
ご家庭用の30m程度までの深さの水脈であれば一番ポピュラーな井戸堀り工法です。穴を掘る為に開発された専用の重機ですので効率が非常に良く、地盤の状態が良ければ1日で施工することも可能です。重機が入るためのスペースや近隣住民への配慮なども必要となってくるため井戸堀工事業者とよくご相談のうえ工事を進めて下さい。
大型重機を使った井戸掘りの工法
中小規模な施設での業務用に地下水を定期的に使用したり、マンションなどの集合住宅で防災用として地下水を利用する場合などは、大型の重機を使って井戸掘りを行います。十分な施工スペースがある事は当然ですが、建物を建てると同時にご依頼頂くケースが多いです。大口径の井戸を一気に掘る事が出来るので大規模な施設やマンションには適した工法と言えます。